2011年 11月 14日 ( 1 )
雨あがりのカリ市 日曜日
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カリ市は 人口220万人で ボゴタ市・メデジン市に次いでコロンビア3番目に人口が多い都市。人口900万人ともいわれるボゴタ市に比べるとかなり田舎都市の印象が強い。太平洋が近いので黒人の数も多く、ボテロの絵かと思うほどの体格(縦横比が1に近い?日本人の肥満なんて かわいいもんです!)に出会う事もある。片側4車線・5車線といった幅広道路も見当たらず、高層建築物も思ったほど多くはなく、平べったい感じの都市である。 
MIOという公共バスが幹線道路を走るが、専用レーンは中心市街区だけで、ほかは一般道を走る普通のバス。ただし 手を挙げれば停車することは無く、停車場(道に白線でギザギザマークがついている)を利用する。内部はゆったりしていて冷房も効いているので快適。どこまで行っても1500ペソ。




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アパートの西側にある小高い山の中腹から、わがアパートの北側および東側を眺めて見た。山の中腹にも結構家が並んでいる。また 東側にもアパート群が出来ている。市の中心部は、やや南側(写真で写している人の右後ろ側)で、そちらは 一部近代化されてはいるが、結構古い街並みが 続いている。
コロンビアは 階級社会とも言われる。地域格差として住む場所が いろいろな角度から分類され、エストラート1から6までに分類されている。標識が立っているわけではないが、エストラート1から3までのところに住む人たちは公共料金(水道、電気、ガス等)が割り引かれた料金体系になっているそうだ。エストラート4に住む人は、料金そのままで5および6に住む人は かなり割高な料金設定になっているとのこと。これは法律で決まっていることなので、一部の不満があるものの、インフラの基本体系になっている。人口比ではエストラート5と6に住む人は、なんと3%(2008年のData。ジニ係数は0.59)。概して都市部南側に貧しい人が多いといわれている。実態は、これから 調べてみようと思うが いろいろな話は耳には届いている。(貧しいことだが不幸だとは思っていない という妙に納得させられる話も結構ある。)
さらに シスベンといわれる所得格差もあり、学校の授業料・税金・病院への支払い等に 差が設けられている。

また、にわかには信じられない話だが、昨年1年間で殺された人は1609人、月平均で150人、交通事故による死者は269人、月平均22人、強盗は6527件 月平均543件 等々という数字がある。これはJICAコロンビア支所の安全担当のコロンビア到着後最初のガイドにあった話で、カリ市の統計Dataにものっている。さらに 失業率が14%。
したがってJICAのガイドでは、カリ市の地図は赤と黄色しか無いように見える。(赤は 日中でも十分に危険が予想されるため、云々、黄色は 日の出前あるいは日没後は特に危険度が増す、云々)。ほとんど行くところがないよ、と先輩のボランテイア諸氏は 嘆くことしきり。

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近くのショッピングセンターでは、ここがコロンビアか?と も間違うような光景ばかり。アメリカの田舎都市にいるような錯覚さえ。左の写真は”ラ・カトルセ”の果物売り場付近で、右側は”カルフール”。15インチのノートパソコンが5万円前後で堂々と売られています。
どこが 貧しいっていうんじゃ! と思いませんか?


d0241627_825760.jpg日曜日の夕方5時ころのショッピングセンター内の風景。子供を遊ばせて、カメラに収める親の姿、これからクリスマスシーズンなので増々この光景は増えてくるでしょう。
”何処も同じ 秋の夕暮”。 ここからは 不気味さのかけらも感じられない。
カリ市到着後一週間経過時点での感想でした。 
TVは まだ復旧せず。
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by sandayori | 2011-11-14 10:35