カリ市 セマナサンタのあれこれ風景
カリ市内でのセマナサンタのメインの行事の一つが、三つの十字架のある山へ登って、イエスキリストの苦難を偲ぶということがある。この週は肉の代わりに魚を食するというならわしもある。普段は ほとんど魚をたべることがないが、この時ばかりはスーパーに山積み。我が家でも、試してみるが、塩出しには 大苦戦。ものすごい人出だ、という前評判を聞いていたので、恐る恐る近づいてみたが、いつもの登山ルートの入口は空っぽ。今朝がたの雨で地盤がぬかるんでいるので、このルートは登山中止にしたそうな。アパートから40分かけてきた甲斐がないじゃないですか。確かに このルートは、途中の傾斜も厳しく、滑りやすい地面が続いて居たのを 思い出しました。


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案内された方角へ、結局わがアパートのある方角へ向かってみると、いつもは閑散としているあたりが、大きな話声でにぎやかに、そして それなりの格好をした人たち(年配者は非常に少なく、ほとんどが若者とご両親という組み合わせ)、が 十字架山へ向かっていました。ここも 街の中も 車はほとんど通行なし。

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同じ登山口から 少し同行してみると、赤十字の人たちによる救護班・休憩所が用意されてあります。この時は朝9時過ぎなので、下山者を介護するたものもののようだ。警察官は 50mに一人ぐらいの割合で配置されて居た。こちらのルートは 決して良い道とは言えないが 山道バスが通行できるだけの広さと安定した地面になっています。
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このあたりで、このぐらいの人出だと頂上へ近づくにつれて、身動き出来ないような混雑になっているだろうなと思わせるほどの、いつもとは違った光景がありましたな。ただ 事前に ”非常に、非常に大変な混雑なので、日本人だけで行動するのは 非常に危険です。この間の 登山は 絶対に薦める訳には行きません”という某氏のアドバイスか脅迫か(笑)程の事は 一切感じられないような雰囲気でした。これならば、それなりの用意をして来ればよかったな、と思いながら、途中の分岐点で わがアパート方面へ 下山したという訳です。








アパートへ近づいてみると 聖歌の合唱が聞こえてきます。その方角へ あるいてみると、普段何もない場所に、十字架にかかったキリストの像が置かれ、ロウソクがともされています。
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そのわきに、さらに十字架を持ったが立ち、神父さんが お祈りの言葉を述べて、同行している50人ぐらいの信者が復唱し、聖歌を歌っていました。 どうやら 町内(?)を一周するような、流れでしたね。昨夜の雨の面影はなく、太陽は真上から 照りつけていました。
  
 






そうです。セマナサンタとは、イエスキリストがエルサレムに来た日に始まり(最初の日曜日)、昨日が”最後の晩餐”を12人の使徒たちと食した後、今日金曜日に ”十字架にかかって”処刑される日を偲ぶ週なんです。”復活”はに今度の日曜日に相当するようです。3つの十字架は キリストと一緒に処刑された二人の罪びとの十字架であり、カリ市を見下ろす山に十字架を立てる事によって、カリ市を守ってもらう意味合いがある と言われています。国民の9割が カトリック信者と言われるコロンビアならでは、の行事で、かつての宗主国スペインの流れを汲んだ行事の一環でした。クリスマス程きらびやかではありませんが、カトリックがこの地にやってきて以来(つまり コロンブスのアメリカ大陸発見の時代から)の歴史を、感じる行事ではありました。
学校も 企業も 休みで、街の中もほとんど閑散としいます。オープンしているのは一部の”食堂”ぐらいですね。このブログをアップしている今は 金曜日夜9時半、外は大雨です。今年も例年にもれずに、雨の”聖週間”に なっています。
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by sandayori | 2012-04-07 11:29


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